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動物細胞の観察（口腔粘膜細胞の観察）

１．準備するもの

綿棒	竹串	酢酸カルミン

２．口の「ほお」の内側を綿棒または竹串でこする
	竹串を使用する場合は、とがってない方を使い口の中を傷つけないように注意してください。

３．ガラス板の上に塗りつける


４．酢酸カルミンを滴下する


５．10分間放置し、染色液をティッシュペーパーで吸い取り、乾燥させる
	染色は、ホットプレート等で加温すると2～3分で染色できます。

６．顕微鏡で観察する


【参考】植物細胞に限らず、動物細胞においても、細胞の核が「酢酸カルミン」や「酢酸オルセイン」で染色されます。これらの染色剤は塩基性（アルカリ性）なので、電離したときに負電荷を帯びるリン酸基を多く持っている染色体(DNA)が、電離時に正電荷を帯びる塩基性色素を吸着することによって染色されます。酢酸は細胞を固定する効果があると考えられます。